【コラム:緊急時の徹夜の肌荒れ対策】徹夜による肌荒れを治すためにすべきこと5つ

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この記事はゲストを招き、語っていただくオリジナルコラムです。

ライター紹介

名前:中田さん

プロフィール:普段はしがない女子大学生だが、圧倒的な夜型体質と猛威を振るう脂性肌には決して負けないという強い心の持ち主。弱冠20歳にして美肌レーザーにまで手を出した現役肌荒れファイター。

どうしても徹夜をしなければいけない、もしくは夜型で日中より徹夜のほうが作業が捗るという方もいらっしゃると思います。
筆者もそのうちのひとりです。
作業効率を優先したはいいが、徹夜をするとやけに肌の調子が悪くなる。
今回はそんな場合にどうすればいいかをお話します。

1.徹夜をするとなぜ肌は荒れるのか

一概に「徹夜は肌荒れを引き起こす」といいますが、肌荒れする原因は夜中に起きていることではなく、「寝不足」によるものが大部分を占めています。
徹夜でも、もし昼夜逆転で昼間まで寝ることが可能なのであれば徹夜自体はあまり問題になりません。

まず、寝不足が肌荒れの原因には「成長ホルモン」が大きく関わっています。

成長ホルモンは大人子供関係なく働くもので、肌の損傷を修復するのに大きく携わっています。
肌も細胞の一つですので、生きている限りは常に細胞分裂を繰り返しています。これが「ターンオーバー」です。
成長ホルモンは睡眠中に分泌されますので、
睡眠時間が減る=成長ホルモンが減る→肌のターンオーバーが出来ない→肌荒れ
という構造になっています。

加えて、寝る時間帯が悪いと睡眠の質を妨げることがあります。
冒頭にお話しした通り、睡眠時間が短くなければ徹夜でも肌荒れの原因にはなりにくいですが、やはり寝る時間帯は完全に無関係とは言い切れません。
というのも、成長ホルモンは22時~2時に分泌しやすいので、この時間に起きていると分泌量が減ります。
また、人間の体は日光を浴びると「朝だ」と認識するようになっているので、もし昼に寝続けたとしても眠りは浅くなり、成長ホルモンの分泌が弱まります。

徹夜による肌荒れ≒成長ホルモンの分泌を阻害した結果と考えてよいでしょう。

2.効果的なこと①サプリメントの服用

可能であれば夜中は寝ることが一番ですが、各々の事情により難しい場合の対処法をお話しします。

肌荒れを起こさないためには、第一として成長ホルモンを活発に分泌させることが必要です。
ということは睡眠の質を上げることが大切ですので、睡眠の質を向上させる効果のあるサプリメントを摂取しましょう。

筆者のおすすめは「GABA」です。
GABAは日常的なストレスを軽減し、脳を落ち着いた状態にする効果があります。
「いつもより7.5分早く眠りにつけて、いつもより熟睡度が高まった。いつもよりすっきり目覚められた。」
という実験結果が出たと論文も発表されている実力派です。

日本でもGABAは睡眠の質を向上すると認知されているため、薬局などにも売っています。
しかし薬事法などにより効果が薄いこともよくありますので、しっかり効果を実感したい方は海外製品などを購入するのがおすすめです。

GABAといえば、グリコから出ているようなGABAチョコレートも、意外と効果があるという情報があります。

このような機能性表示食品は、「1日〇粒まで」と目安が書かれているので、そちらに沿って食べると効果を得られるかもしれません。
チョコ自体はあまり肌によくないので、食べ過ぎ禁物です。

3.効果的なこと③必要な栄養素の摂取

肌のターンオーバーを助ける栄養素は、おもにビタミンです。
ビタミンが肌に大事だということは聞き飽きているかもしれませんが、それほど大切だということなのです。

ビタミンにもB・C・Eなど沢山種類がありますが、肌荒れに効果的なのはビタミンC・Eやβカロテンです。
役割別に食事で摂取するのは大変なので、まずはサプリメントに頼るとよいです。
肌荒れのためにサプリメントを摂取するのなら、「ビタミン含有量が多い」「マルチビタミン」を選びましょう。

ビタミン剤にもミネラルやアミノ酸が入っているものなど色々種類がありますが、とにかくビタミンだけに集中している製品だとよいでしょう。

サプリメントの本来の効果は、正しい食事の上にのみ成立しますので、食事にも気をつけましょう。
まずは気軽に摂りやすいトマトジュースから始めましょう。トマトにはビタミンCやβカロテンがとても豊富に含まれています。

そして、できれば質の悪い脂質が沢山含まれているものは避けましょう。例えばチョコやポテチです。ジャンクフードは美味しい反面肌に悪いのが悲しい現実です。
質の悪い脂質は、肌の皮脂バランスを崩すため、脂質は魚から摂るといいです。例えばサバ缶・鮭とばなどは、食べてみると意外と美味しいのに肌にもいいのでおすすめです。

4.効果的なこと④洗顔の方法の工夫

肌荒れだけでなく、過剰な皮脂に悩まされている方も多いと思います。
日本人は特に皮膚が薄いため、いくら脂性肌であったとしても、過剰な洗顔をすると皮脂云々以前に問答無用で肌が傷つきます。

女性はもちろんですが、男性も意外と女性に変わらないほど肌が弱いという実験結果が出ていますので注意。
まずは洗顔の方法を見直しましょう。洗顔をする際、泡で顔を撫でるように洗い、手では触れないでください。
今までしっかりと肌に触れて洗顔していた方は洗ってる感じがしないかもしれませんが、通常の泡洗顔において手が顔に触れるのは「過剰洗浄」なのです。

洗顔料によっては泡立ちがそれほど良くなく、ネットを使っても泡が立ち上がらないという場合におすすめなのがこのDAISO製品「ほいっぷるん」です。

この製品だと1分もあれば両手いっぱいの泡を作ることができます。これでできた泡を使って洗顔してみてください。
キャンドゥなどにも似た製品が売っていますので、最寄りの100均に今一度足を運んでみてください。

5.効果的なこと⑤自分の肌質の理解度向上

肌質の理解は肌荒れを起こさないためにとても大切です。スキンケアや食事など、全てに影響してきます。
肌質には大きく分けて脂性肌・乾燥肌・混合肌があり、男性は脂性、女性は乾燥が比較的多い印象です。

いずれの肌質にしろ、保湿は怠ってはいけません。脂性肌であっても、です。
筆者の独断による各肌質にあったスキンケア方法をご紹介します。

脂性肌

洗顔料は汚れを落とすために使いますので普通の洗浄力で十分です。それ以上は肌を傷めて皮脂バランスを崩し、脂性肌を悪化させる原因となります。
脂性肌は乳液のような油分の多いものとは相性が悪いため、保湿力の弱いものを選ぶ必要があります。その足りない保湿を補うために化粧水は保湿力高めのものを選びましょう。
ジェルには油分が少ないので、筆者は乳液の代わりにジェルの使用をおすすめしています。

乾燥肌

乾燥肌はひたすら保湿を徹底しましょう。化粧水などもコットンではなく手で温めて何度も重ね塗りします。
また、乾燥肌は水分が足りてないことがほとんどですので、飲むスキンケアとして水分摂取も徹底しましょう。
あとは部屋の湿度に気を使うことも効果的です。

混合肌

混合肌は脂性肌と乾燥肌のミックスですので、皮脂に多い場所には脂性肌向けのスキンケアを、乾燥する場所には乾燥肌用のスキンケアをしましょう。
敏感肌が部位によって症状が変わっているというケースが多く、敏感肌向けとして売られているスキンケア用品だと合う可能性が高いのでお試しください。

まとめ

徹夜をしても肌荒れしないためには、栄養管理と睡眠の質向上が大きく関係しています。
肌にいい栄養を摂取し、時間がズレたとしても6時間程度は寝るようにし、遮光カーテンを使ったりサプリを飲んで睡眠の質をキープしましょう。

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